この恋、伸びすぎ注意!
※こちらは、私が大好きなラーメン屋さん「おか本」のラーメンを擬人化した作品です。正気の沙汰ではありません。ご理解がある人だけお読みください。
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注文はいつも「麺のかたさ、味、油、全部ふつう」。
だっておか本さんが考えた完璧なバランスなんだもん。あなたに染まりたい。ラーメンもあなたもとてつもなく好き。
どれだけ疲れて帰ってきた夜も、気合を入れたい朝も、いつだって「おか本」の家系ラーメンを食べていた。
こんな素晴らしいラーメンを作っているおか本さんを尊敬するだけでなく、恋心も抱いていた。私が席に着いた瞬間「いつものでいい?」って聞いてこないでよ。期待しちゃうから。
ーーー朝ーーー
今日は、朝から仕事の準備で早起き。始発で行かないと間に合わないから5時起き。正直大変だけど、努力しつづけるおか本さんを見ていたら、愚痴なんて吐いていられないよ。
ガチャ
「あ…」
まさか、隣に住んでいたのがあの人気家系ラーメンのおか本さんなんて…。
私「大丈夫です!他の人には言わないんで!」
おか本さん「そうじゃなくて…隣だったんですね。」
私「うるさかったら言ってくださいね!もしかして、これから開店準備ですか?」
おか本さん「そうです。朝ラーメン食っていきます?」
私「そうしたい気持ちはやまやまなんですけど、朝から仕事で…」
そうして私たちは別れた。正直、この流れでラーメンを食べることになっても心臓がバクバクしてまともに食べられなかったと思う。
to be continued(続かない)
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